平成21年6月1日制定
令和3年7月16日改正
いちよし証券株式会社

当社は、当社または当社グループ会社とお客様の間､ならびに当社または当社グループ会社のお客様相互間における利益相反のおそれのある取引に関し､法令等および利益相反管理方針（以下、「管理方針」といいます。）に従い､お客様の利益を不当に害することのないよう適正に業務を遂行します。
当社は法令等に従い当社の管理方針の概要をここに公表いたします。

1. １）利益相反管理の対象となる取引（対象取引）

   1. 利益相反とは、当社または以下に掲げる当社グループ会社（以下、当社と当社グループ会社を併せて「当社等」といいます。）とお客様の利益､または当社等のお客様相互の利益が相反する状況をいいます。
      1. いちよし証券株式会社
      2. いちよしアセットマネジメント株式会社
      3. いちよしビジネスサービス株式会社（その他の金融商品仲介業者を含みます。）
      4. いちよしＩＦＡ株式会社
   2. 利益相反の対象となる取引は、当社等が行う取引に伴い､下記イ．およびロ．に該当し、当社等が行う金融商品関連業務にかかるお客様の利益が不当に害されるおそれがある場合の当該取引をいいます。
      1. お客様の不利益のもと、当社等が利益を得ている状況が存在すること
      2. イ．の状況がお客様にとって正当に期待することができる契約上または信義則上の地位に基づく義務に反すること

2. ２）対象取引の特定方法

   当社等においては、利益相反管理規程に従って利益相反管理統括部署に報告された取引について、お客様との取引が対象取引に該当するか否かにつき、利益相反管理統括者の判断により適切な特定を行うものとします。

3. ３）取引類型

   当社が対象取引として想定する取引の類型は以下のとおりです。

   	当社等とお客様	当社等のお客様と当社等のお客様
   利害対立型	お客様と当社等の利害が対立する取引	当社等のお客様と当社等の他のお客様の利害が対立する取引
   競合取引型	お客様と当社等が同一の対象に対して競合する取引	当社等のお客様と当社等の他のお客様とが競合する取引
   情報利用型	当社等が助言会社やお客様との関係を通じて入手した情報を利用して当社等が利益を得る取引	当社等がお客様との関係を通じて入手した情報を利用して当社等の他のお客様が利益を得る取引

4. ４）利益相反管理体制

   当社は、利益相反管理統括者を長とする利益相反管理統括部署を設置し、利益相反の可能性のある情報をそこに集約するとともに、対象取引の特定、解消策等の管理を一元的に遂行します。
   利益相反管理統括者および利益相反管理統括部署は、当該取引が対象取引であると特定した場合、その取引について行われる利益相反の管理（解消）の方法を決定します。利益相反の管理（解消）の方法として主に以下に掲げるものを選択し、または取引の特性に応じこれらを組み合わせて管理します。

   1. チャイニーズウォール（情報隔壁）の設置
   2. 取引条件・方法の変更
   3. 取引の中止
   4. 利益相反の開示またはお客様の同意
   5. 情報共有者の監視
   6. その他、利益相反管理統括部署が適切と判断した方法

以上、お問合せは下記までお申し出ください。