相続の現状
資産の現状を把握する
現状の把握・遺産分割の検討
財産目録を作成し、現状の財産を把握してみます。財産を一覧にすることによって、現在保有している財産を、一次相続(夫婦のうち最初の相続)、二次相続(その後の配偶者の相続)を経て、どのような形で子に相続させるかを検討します。本人のご希望もありますが、財産の特性、相続人の状況、希望等も考慮して分割の方針を定めます。なお、一次相続の分割では配偶者の老後の生活が守れるような配慮が必要です。

エンディングノートの活用
財産目録の作成には、市販のエンディングノートを利用する方法もあります。
エンディングノートとは…人生の終盤に起こるかもしれない「万一」に備えて、自分の希望を記入しておくためのノートです。「病気になった時には延命措置は必要ない」「介護が必要となった時には、こうしてほしい」といったことを書き留めておくものです。遺産の分割指示が中心の遺言書とは違い、自らの想いを伝えるもので、最近ではいろいろなタイプのものが書店などで簡単に手に入れることができます。内容はどれもほぼ同じです。
自分の履歴 | 生年月日・学歴・過去住んだところ etc |
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資産の情報 | 銀行口座・ローン・カード・引き落とし先・保険・年金・株券など |
親族の情報 | 続柄・住所・連絡先・冠婚葬祭の記録 |
友人の情報 | 関係・住所・連絡先・冠婚葬祭の記録 |
介護・治療について | 告知・臓器提供・終末治療への要望 |
葬式の内容と墓についての要望 | どれくらいの規模か・どの宗派か・予算はどれくらい・喪主は誰など |
遺言的な内容(注) | 相続や土地の相続について |
電子情報について | メールやネットサービスのアカウント・PCデータの処分方法 |
大切な人へ | メッセージ など |
注:エンディングノートに書いても法的効力はありません
遺された家族が、困ったり迷ったりしないためのガイドブックのようなものです。
いちよし証券では、
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お気軽にご相談ください。
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