第144話 ペットは買い?

2019.02.27

株の神様から投資の極意を教えてもらっているTさんは、お金の話は社会に出てから大切なので、家族にもその内容をわかりやすく伝えています。今では、奥様のA子さん、高校生の長女Y、中学生の長男Sも投資に興味を持つようになりました。ペットの話も投資の話につながるようです。


Y:Kちゃんの家のワンちゃん、すごくかわいいんだよ。ウチもほしいな!

S:ウチにはオズ(オス猫2才)がいるから、ケンカになるかもよ。

A子:そうよ、それにペットは病気やケガをした時にかわいそうなだけではなくて、現実的なことを言えば、ヒトのような国民医療保険がないから、医療費が全額負担になって大変なのよ。

T:ペットに何かあった時に「助けてあげたい」という飼い主のニーズの高まりが背景にあるのだと思うけど、治療の技術が高度化しているから、その分、費用も高額化しているのだろうね。ただ、一方で、ペット保険も年々充実しているようだよ。

A子:そう言えば、ペットショップで案内を見た気がする。

T:ペットショップでの販売もあれば、Eコマースの大手が参入してネットで加入できる保険もあるし、もちろん大手の生命保険会社も参入していて、各社保険商品のメニューをそれぞれ工夫して差別化を図っているようだから、調べてみる価値はあるかもしれないね。

A子:でも、ペットを飼っていて保険に入っている家庭って、あまり聞かないかも。

T:そうだね。日本では犬が約900万頭、猫が約950万頭飼われているそうなんだけど、ペット保険の加入率はまだ7~8%にすぎないそうだ。ただ、ペット保険の先進国であるイギリスが25%、スウェーデンは50%の加入率だそうだから、まだまだ伸びる余地があると思うよ。

A子:あら、だったらペット保険の会社の株は買いじゃない?

S:えっ、ママ、そっち!?(笑)

Y:犬を買って!という話なんだけど(笑)

T:(笑いながら)まあ、ペット保険に限らず、ペット関連は伸びが期待できる市場だね。

S:ペットを飼う家庭が増えているということ?

T:それもあるけど、ペット1頭に使う月々のお金が増えているようだね。

Y:あっ、それわかる!食べ物も、プレミアムフードといった商品があって、高いけど、ついそれを買ってあげたくなっちゃう。

A子:室内で飼う家も増えているから、トイレシートやペットサークル、猫であれば猫砂、それに色々な遊び道具も買っている家が増えている気がする。

S:ママみたいに雑誌を買う人もいるしね。

T:背景として、昔は犬や猫を飼う理由が、防犯や畜産・狩猟、ネズミ捕りのように実益を兼ねていたけれど、今では家族の一員という意識が濃くなっていることがあるよね。そういう観点で、商品やサービスを提供している会社を調べると、成長して株価が上がっていく会社もあるかもしれないね。

A子:それは、オズのためにも一石二鳥だから、早速調べてみるわ!

(この項終わり。次回3/6「ドローンと『空の産業革命』」を掲載予定)

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